告解

from takala

番外

館ブログを受け雪白、香雨について。

何卒、この若い二人を温かい目で見守って下さればと思います。

雪白は苦労が目に視えているのだが、運命を宿命と思い込み従おうとしていました。惰性で結婚する馬鹿猫、もとい馬鹿女に成り下がる所であった。

誰とは言いません。

俗に言う駄目男製造機。

その意識を破壊してやったのは俺様です。

運命には従わねばとの単純な意識が、宿命を生み出します。宿命は生まれながらに定まったものという解釈は、少なくとも自分はしません。運命は変えられると、これまた俗世で言われています。宿命もまた創り出すものです。

不幸を自分で招くは愚か者に過ぎません。

香雨は他人の思考も感情も読むが、適切に対処が出来ません。恋愛はおろか仕事に於いても日常生活すらも、不器用。

雪白は世渡り上手と言えよう。愛嬌とは最大の武器の一つ。

世渡りの最大の武器とは他にも種々あるが、愛嬌が有り機転が利けば大概の事はどうとでもなる。他、器量が良く常識,知性,教養有れば完璧。ええ完璧ですとも。

誰とは言いません。

 

要は香雨の内的世界を的確に読んでやり、ケア出来る女でなくては務まらぬ。雪白以外に存在しないであろう。

占室の女性陣は一応全員が該当するのであるが、瀧は旦那と仲睦まじくホスト然とした年下に興味無し。

化け猫に一時異常になついていたホスト面ではあるものの、今後は近付いたら八裂きにする予定である。