告解

from takala

日々

《日常を慈しめ》と猫もとい師匠が言うので、従ってはいる。ぽろっと深遠なる事を口にするので反芻は今の所している。

一日の流れは粗方、パターン化している。

こちらは7時に起きている。娘を保育園に送り出さねばならぬ。連絡帳記入、持ち物の確認等。

子猫は化け猫に似ず良く出来た子供。一人で起き出し着衣,洗顔,朝食,歯磨きと済ませる。誰に似たか?告げる迄もない。

朝食は簡単であるが、一応は作っている。

猫の飯〔粥〕も作っている。作って食わせれば一口、二口は流し込めると判明。

8時には娘が出発。猫が起きるのはその時間であり見送る為、一旦起きるが再び寝る。正に猫。

9時頃に起き出し何故か、トイレ掃除をする。飼い猫はトイレ後に砂を被せるが、あれと同様。嘔吐,下痢が多い為に気になる様でその度に、掃除する。

脱水状態でフラフラしている時は、こちらでやる。手伝いの者にはやらせない。猫が嫌がる。

異常に気にしているが、どんな状況でも気になる事ではない。血便血尿等はこれ迄は主治医に報告せねばならず。目にすれば不安要素ではあった。

吐瀉物を手で受けた際に温かみがあり、妙に納得した次第。不謹慎かも知れないが生の片鱗を実感する。

着替えないと めり張りが付かぬと言う為、着替えさせる。着替え程度で息切れしている為、手伝っている。

化粧はしないが何やかや、塗りたくっている。これらは入院中もやっていた。猫曰く「 脱毛を忘れたら女は引退」との事。猫が毛を気にしてどうするか。甚だ疑問である。

ようやく朝食兼昼食。粥少々。加えて何らか果物。

仕事。護符作成,祈祷,サイト鑑定等。

調子が良さそうであれば読書を許可。編み物は最近休ませている。放っておくと2時間程続け目眩を起こす。

調子が悪ければ寝ている。どちらにしろ午後は夕方まで大抵寝かせている。猫らしく勝手に寝ている。

こちらは適当に時折起きる猫の話相手しつつ、事務仕事。

 

所用での外出は猫の寝ている午後の時間としている。手伝いの人間に任せ短時間で戻る。

手伝いの人間は紹介所で選んだが、自宅に出入りする者であるので予め信用出来ない人間は、名で跳ねている。名で視える。

 

帰宅前に元配偶者宅に寄る。連絡は互いに取っている。あちらは携帯等の操作は可。一日の中で寄れる時は寄る。

こちらから話し掛ける形態で、話はしている。何を考えているかは分かる為、不自由はまるで無い。

猫と違い馬鹿ではないので、投資については教えてやっている。

猫が元配偶者に会いたがる為、許可する事もある。

 

因みに通院日は、猫を8時起床させている。

トイレ掃除等はさせていない。着替えや洗面は全て、こちらで引請けている。猫の行動は遅過ぎる。急かせば倒れる。ほぼ小脇に抱えての移動。

夕方に娘が帰宅。

子猫は母猫に一日の話をする。母猫の体調が悪いと見れば、勉強するかチェスをするかピアノを弾くか絵を描くかしている。

勉強は時たま香雨が見るが、普段の指南は父としてやっている。チェス,ピアノも同様。

夕食は娘と二人。猫の調子が良ければ家族で。外食が可能な時もある。

娘の入浴後、娘の世話。

本の読み聞かせで寝かし付けを行う。母猫の調子が良ければ、化け猫プレゼンツ童話が聴ける。

 

その後に猫の入浴。全て介助。以前湯舟で意識喪失、猫スープになっていた為。

共に入浴する場合もあるが基本はしない。猫のバスタイムを邪魔しておいて勝手と言えば勝手だが、自分のバスタイムは確保。

トイレも基本は介助。排泄時、腹痛が有れば一人で姿勢が確保出来ぬ為。

夜に話を長くする。猫の希望で祈りの時間がある。

娘をトイレに起こし連れて行く時間、猫のトイレの為に起きる時間はあれど

夜は共に眠る様にしている。

脈動があるか夜間、特に気になり常に手首を取って寝ている。“うざい”と言われるが気にしていない。

娘の休日は娘と、出掛ける時間を作る。家族で出掛けられる場合もある。実家と元配偶者宅にも娘を会わせに寄る。

偶々に実家の親が娘と遠出した場合、長く猫と二人で過ごす事になる。

猫は元飼主を気にする。この点のみ改めて欲しい。