告解

from takala

輪々華と我が父との関係

言わずもがなですが。

爺さんキラーである所の輪々華に、父が太刀打ち出来る訳もありません。

中学2年当時の彼女と短時間ながら面談した父は、初回から骨抜きです。

申し添えますが、輪々華の容姿は絶世の美少女等ではありませんでした。ロリコン受けするだけです。

30代半ばまで来てロリコン受けしています。空恐ろしいものがあります。

 

余談ですが一昨年、彼女を街でナンパした中学校教員がいました。彼女を小学生だと思った次第です。元配偶者が女児服を着せていたからというのもあります。警察に突き出してやりたいが、彼女は一応成人です。霊視は証拠になりません。何とも後味の悪い話です。

 

さて父の感想、輪々華への第一印象ですが

あたかも父が初恋でもしたかの様な内容でした。

「あんなに人の目を見詰めて話す女の子はいまい」「人の話を真剣に聴く」「何でだか忘れられない。気になる」「彼女の家庭環境が気になる」

察するに彼女の真摯な話し方であったり、更には呼掛け方に拠るものであろう。

通常、友人の両親に対して“おじさん”“おばさん”等と呼掛けます。自分の場合は丁寧に“〇〇君のお母さん”等と、教師の如く呼掛けていました。これでも相当、友人母に受けが良かったと言えます。

輪々華の場合うちの父に対し最初から、自身の父を呼ぶ様に“お父さんお父さん”と呼んだそうで、うちの父としては完全に“おお我が娘よ”の乗りであったと見えます。2度呼びが味噌です。あいつは声だけは愛らしい、場合によっては愛くるしいとさえ言えます。但しその声で悪態は吐きます。

仕種は恐ろしくゆっくりと鈍い為、逆に品良く見えるのでしょう。

一見して子兎、子鹿のような少女に頼られて悪い気分になる中年男はいません。真っ当な中年男にはいません。真っ当でない中年男も、種別はどうかと思われますが歓ぶ事でしょう。

これは本能です。母性本能があれば父性本能もあります。若い男であれば単純な保護本能が揺さぶられます。

輪々華は無意識な魔性を持っています。無意識というのが始末に負えません。計算なら避けようがありますが。

自分の父親ですから、琴線に触れるべき所が似通っていたのでしょう。

現在の父は輪々華が娘となり、定期的に花を贈って来ます。

娘に花を贈る父、嫁に花を贈る舅は洒落ていると言えるかも知れません。