告解

from takala

占館メンバーについて

自分の目から見た各人です。

瀧は 見た目からして如何にも占師です。

男に守られてなんぼといった容姿と評します。但し性格は違います。

彼女の長所は泣かない点でしょうか。女は泣けば良いと思っている奴が多いが、瀧は滅多に泣きません。

という訳で時には泣かせています。俺様に意見するならば、あらゆる反論に対する反論を予め用意してからどうぞ。互いの時間の無駄です。

能生は一癖有ります。何事も人当たり良く遣り過ごしますが、腹に一物有ります。

それだけに自分には決して逆らって来ません。因みに彼は歳上です。誰もが忘れていますが彼は歳上です。彼自身も忘れ去っていますが彼は歳上です。

能生の面白い所は内心「精神分析等、糞の役にも立たねえ」と思っている点です。

彼は自らの仕事は医師の補助、心理テストで心理は解明不可能、テストを通じカウンセリングの取っ掛かりにする、取っ掛かりとはコミュニケーションの面でのみと言っています。

香雨。誰かに面倒を見られる為だけに生きています。現状、俺様と雪白にベッタリと付着しています。

輪々華に付着していた時期がありますので、剥がしました。隙あらば再び付着するでしょう。アロンアルファの様な男です。

彼の今世の使命とは、若い衆の学習面のみならず生活面を指導し支える事です。

いずれ雪白と家庭を築くでしょうが、家族で我が家族に付着するであろう事は明白です。

その様な訳でして我々はフランスに亡命予定です。

雪白は占師をしている位ですので、繊細な所は有ります。総体的には健全です。

基本的にはふざけていますが妙に、礼節を大事にしている部分があります。

様々な事柄に興味津々ですが、道を外す事はなかろう。その様に家で躾られています。

「“普通”の家庭の奥さんになりたいのですの」との事で、だったら香雨を旦那にするのは如何なものかと思いますが、せいぜい頑張りたまえ。親戚程度の視線でならば、見守ります。

化け猫については化け猫ですので省きます。