秘密
女の病といふものがある。今宵は明治大正時代小説風にて失礼。
残念ながら男であるのでその女の病については、実感としては理解至らず。仕組みは感覚でしかないが分かる。
この話は輪々華に題を振られた。彼女によると女は女の性に踊る時期があるそうで、彼女の場合は20代であったらしい。これが10代で来る女も在れば40代で来る女も在ると云う。来ない女も在る、それは性の劣りでなく何者にも脅かされない平穏であると云う。
女の病は重症ならば痴女となるらしい。これの定義は見境なく男を襲う存在を指すとの事。
以下はあくまでも輪々華の体験記であるが、当人がレポートした方が面白可笑しいかも知れぬ。続編は化け猫暮らしブログへ一任とする。
彼女によれば「22才以降は特に男が途切れては仕事にならなかった」そうで、ある意味では男らしい女と言える。通常は逆。絶刻内で記述したが訳の分からない数々の男が出現していた時期と言える。
ならば何故に俺様に来ないか、効率の悪い化け猫女。翌日立てないレベル迄手っ取り早く持って行ってやるのだが、それは求めてないとの事。では何を求めていたのか知らないが。