晴れ祈祷
この時間ですが失礼します。猫が寝ている隙に更新です。話題はフラットです。
雪が降っていますね。
被害が広がらぬ様に猫がまた「てるてる坊主」を作っていました。
てるてる坊主の云い伝えは本来、暗い。
少女が人身御供となり、晴祈祷した説。
力有る僧が晴祈祷したが失敗し殿様に首を落とされ、その首を白布に包み吊るした所、晴れたとの説。
この力有る僧とは力が有り余る為、神に呼ばれたという事。術を扱う者は身を隠していた方が安全であり、術も乱発すべきでない。
という訳で輪々華にやるなと言ったのだが、聞く耳無し。叱った為、拗ねてふて寝している次第。
寝て起きれば忘れているであろう。猫であるからして。
てるてる坊主は立派な術,祈祷であるので
子がいる家庭では注意されたし。遊びで作り放置していると負傷等の不運がある事もある。
●最初に左目を描いてはならない。
●晴れてから左目を入れる。
{晴れずとも礼を言って片付ける際には、左目を入れる}
●てるてる坊主の童歌を知っている方々は
「首を切る」の歌詞を決して歌わぬ様に。聖霊が宿った状態である。聖霊の性質によっては逆襲され、首を怪我する場合がある。
●結果を得たら鈴を振り甘酒を供える。
●礼の後に川に流す事。
●川に行く事が難しい場合はゴミ箱で良いが、半紙等の白い紙に包み再度礼を伝える。
白い紙はティッシュでも良い。礼を伝える事が重要。
以上は迷信程度に捉えた方が良いかも知れませんがね。
輪々華は最初から目を入れる。川には行ける状態でない為、“てるてる坊主ベッド”なる物を空き箱で作り、ジュース等を飲ませる仕草をし子守唄を歌い、撫でたり抱いたり口付けたりと幼女の振る舞いで術の完了。
童心なのか垂らしなのか知らないが、こうまで予めされては坊主も1つ仕事する気になるのであろう。