告解

from takala

純潔

何故長きに渡り輪々華を想えたか初恋を貫けたか、何故現在に至る迄結婚してからも、恋愛中の感覚で居られるのか等々質問が有る。

 

純潔な人間が如何に少ないか、ご存知であろうか。見当はつくだろうが事実極めて少ない。

純潔とは何を以てか。人間とは憎悪の感情を持つのが通常である。欲望も各種持つ。

これらを持っていない人間は輪々華以外見た事がない。おそらく聖人とされる人物であってももう少し欲は有っただろう。何を於いても「人」なのだから。

 

いつ見てもまっさらな状態である輪々華の内面を、風景で表してみる。なだらかな雪原。砂丘。夜の砂漠。いずれも色で言えば白い。

物珍しいから惹かれたのか。否定はしない。

 

ブログ然りInstagram内配信及び動画然り、やや常人と異なる言動を彼女がする事に気付くだろうか。対面鑑定で気付く依頼者は居るが、正体が掴めぬ様なので書く。

彼女のコミュニケーションは応対している現時点のその人物でなく人物の過去の声を聴いている。又は守護霊だのと話している為に会話が「ずれる」はたまた「おかしい」のである。

ライブ配信中に落ち着きなく身動きしているが、複数人と話しているどころでなく依頼者の上役(俗に言うハイヤーセルフ)とも話している訳だ。そちらにも念の上で応えていたりする。

だから倒れる、彼女の様な真似は自分はしない。やるならそれなりの値段で依頼者と一対で行う。

 

普段の様子は静止している。まさかとは思われるだろうがほぼ一日中寝ている。受け答えは明瞭な時とそうでない時とある。

昔から感じていた何人もの輪々華が居る様な感覚ではないのだが、一言で表せばここに今死んだ様に寝ている一人のこの人間の精神は、危うい。

長く息をする為に意図的に植物的状態になっている。実質的な日常に精神が居ない。

 

言動が幼い。この理由は判然としない。

言動に波がある。

「一緒に死のうね」「私が先に死んでからも一緒に遊ぼうね」どっちだ。